札幌ドームを残すために!

札幌ドームはこうすれば生き残れる!!

※引用・加工ベース:

札幌ドーム 座席表

エスコンフィールド北海道が開業し日本ハムファイターズ札幌ドームから去った今、札幌ドーム運営への批判的な記事や動画が数多くネット上に散見される状態となっている。ドーム売却や解体といった意見もみられるなか、札幌市議会議員からの弁明・反論も出ているが、根本的な解決策は出されていないのが現状である。

2002 年サッカーワールドカップ北海道初のプロ野球球団本拠地のレガシーである札幌ドームは、北海道スポーツの聖地として今後も残していくべきであると私は感じていす。

 そこで、北海道・ファイターズ・コンサドーレ に全く無関係である私が、勝手に札幌ドーム改善案を真剣に考えてみました。

問題点

札幌ドーム(以下文中では「ドーム」)で野球やサッカーを行うためには大掛かりなセッティングが必要である

普段のドームアリーナ部はコンクリート床、天然芝フィールドは屋外で養生中であり一般人がスポーツ利用することはできない

イメージ 1

野球モードの人工芝は巻き取る必要があるため通称ペラ芝と呼ばれる薄い人工芝となっており、ダイビングキャッチやスライディングで大けがをする危険性がある

天然芝フィールドは冬季に積雪が多い札幌ではフィールドコンディションを維持することが困難である

改善方針

天然芝サッカーフィールドドーム内使用を停止

ドームアリーナ部ロングパイル人工芝を敷きスポーツ使用できるようにする

ドーム可動席の配置・構造を変更しモード変更をしやすくする

具体案

サッカー・ラグビー・一般使用時

新サッカーモード

ドームアリーナ部を全面FIFA認証ロングパイル人工芝(以下文中では「ロングパイル人工芝」)敷きとする(可動席下共)

ドームの使用はサッカー・一般開放モード公式野球モードの2パターンとする

アリーナ部の可動席のメインスタンド側は固定とする(公式野球モード時一部収納式)公式野球モード用にホームベース後ろの席を収納可能席に改造(18.3m確保)

アリーナ部の可動席のバックスタンド側は移動式2分割としロングパイル人工芝上に設置する

公式野球モード時にはライト・レフトファールゾーンに移動

野球のホームベース部は土とし常設する。1・2・3塁部はロングパイル人工芝 にベースのみ設置とする。

野球ブルペンはサッカーフィールド外に土のマウンドを常設する

公式野球モード時のマウンドは手動移動式マウンドとする。

天然芝フィールドは春~秋に屋外サッカー場として開放する

その他詳細 ラインはサッカー:白・野球:イエロー・ラグビー:ブルー等色分けして表示

・通常はサッカーモードとして運用し、サッカー・ラグビー公式戦を可能とする

一般使用に関しても同モードで貸し出し、野球使用の際は移動式マウンドを設置して利用する (最深部約112m・ポールまで100m・センターまで約100m)

公式野球・コンサート使用時

新野球モード

・公式野球モード時はバックスタンド側の可動席をレフト、ライトのファールゾーンに移動する

・ホームベース後ろの収納可能席を収納する

野球の防球ネット・ファールポール・ラグビーゴールポストは天井吊り下げ収納式とする

公式野球モード時のベンチエリアは手動設置式フェンスとする

効果

ドームアリーナ部を一般開放してスポーツ使用することが可能になる

サッカー・野球・ラグビーともに公式戦を開催することが可能な規格を維持できる人工芝をロングパイル式とすることで良好なプレー環境が確保できる

天然芝ホバリングステージをやめることで維持費を抑えることができる

モード変更時のコストが大幅に削減できる

モード変更することなくサッカー、野球等の一般への貸出が可能になる

デメリット

現規定では J リーグの試合が開催できなくなる

※2015サッカー女子ワールドカップでは全スタジアムが人工芝で行われた

サッカー女子W杯、人工芝実施「問題なし」 FIFA - 日本経済新聞

改修工事費用が発生する

ラインが複数表示され占用競技場の雰囲気はなくなる

1,,3塁ベース周りは人工芝となる

発想の転換・有効利用・公共性向上

日本ハムファイターズが本拠地を移転したことで稼働日数の激減を前提とすべきである

・Jリーグ開催時に天然芝ステージの設置・撤去を考慮すると1試合につき最低3日を要すことを客観視すべきである

・現状、市の施設でありながらアリーナも天然芝サッカーフィールドも一般市民の利用ができていないことを受け止めるべきである

 普通の「市民スポーツ施設+冬でも利用可能な施設」として公共性を高めるべき

南北に長い日本において最北端にあるドームスタジアムを、無くさず魅力ある場所として残していくために、私の提言に共感をいただけると幸いです。

 

※本ブログは再掲載です