開閉式ドームスタジアムについて考える
日本には1万人以上の観客席を有する開閉式ドームスタジアムが6個存在する。完成時期順に
1991年 有明コロシアム 10,000人 テニス場 開閉時間20分
1993年 福岡ドーム(みずほPayPayドーム福岡)40,000人 野球場 開閉時間20分
2001年 大分スポーツ公園総合競技場(レゾナックドーム大分)40,000人 陸上・サッカー場 開閉時間20分
2001年 豊田スタジアム 44,000人 サッカー場 開閉時間20分
2003年 神戸ウイングスタジアム(ノエビアスタジアム神戸) 30,000人 サッカー場 開閉時間20分
2023年 エスコンフィールド北海道 35,000人 野球場 開閉時間25分
比較:2001年 札幌ドーム(大和ハウスプレミストドーム)42,000人 サッカー場↔︎野球場 場面転換時間1日
開閉式ドームスタジアムは建設費が高額になるにも関わらず、なぜそのような構造を採用するのか?各施設の現状を見ながら考察してみようと思う。
まず、スタジアムに屋根を設置する理由は
①雨等の天候に影響されず予定通りイベントが開催できる。
②雨天でも実施可能なスポーツでも良好な環境で選手がプレーできる。
③雨に濡れずに観戦できる。
④冷暖房を利かすことができる。猛暑や極寒をさけることができる。
等が考えられる。
さらに、屋根を開閉式にする理由は
A 基本的に屋外スポーツである競技について自然の影響を受ける環境でのプレーができる。
B グランドが天然芝である場合、芝の育成に必要な日光を当てることができる。
C 空が見える解放感を選手・観客が感じられる。
等が考えられる。
上記の中でも①とA・②とBの両立の2パターンに分類することができるであろう。
・①とAの両立パターンは、有明コロシアム・福岡ドームです。
・有明コロシアム



有明コロシアムは四方がスタンドの屋外テニス場に後から競技場全体を2分割で覆うスライド屋根を設置した日本で初めての開閉式ドームスタジアムとして完成しました。コートは全天候型テニスコート(セミハードコート)です。テニスは基本的に屋外で行う競技であるとの考えがあり、メジャーな大会では原則屋外(屋根なし)の規定があるようです。つまり雨天時に屋根を閉めることができるテニス場ということです。ただし、屋根を閉めた状態で1万人収容できる空間があり、コート自体も傷みにくい材質であるため、現在では格闘技・バスケット・バレーボール・コンサート等で使用できる多目的屋内アリーナとしても有効利用されています。
・福岡ドーム


福岡ドームは野球場全体を大きなドーム形状の屋根で覆っています。屋根は3つのパネルに分割されており屋根のうち2枚のパネルをドームの中央を支点にして120°回転させ固定式のパネル下に収納する構造の開閉式屋根となっています。とてもダイナミックな開閉方式となっている日本初の開閉式ドーム野球場です。開閉のシステムの特徴として1/3は固定屋根であり、屋根が開いた状態でもグランドの内野部分はほぼ屋根に覆われている状態となりますが、屋根が開いた時の解放感はまさに屋外球場と感じられます。1998年までは頻繁に屋根が開いた状態での試合も行われていましたが、1回開閉する費用が約100万円かかることや、屋根解放時の太陽光反射によるプレーへの影響、周辺への騒音対策等で最近は屋根を開けた状態での使用はほとんどなくなっています。近年はルーフオープンデーとして5月に2~3試合だけ屋根を解放してプロ野球公式戦が実施されています。グランドはロングパイル人工芝敷きとなっており、野球以外にも各種イベントが開催しやすく、日本5大ドームの1つとして君臨しています。
・②とBの両立パターンは大分スポーツ公園総合競技場・豊田スタジアム・神戸ウイングスタジアムです。
・大分スポーツ公園総合競技場



大分スポーツ公園総合競技場・豊田スタジアム・神戸ウイングスタジアムは2001年開業とほぼ同時に完成したスタジアムです。豊田スタジアムを除く2つは2002サッカーワールドカップの会場として整備されました。
大分スポーツ公園総合競技場はスタンド全面を覆う固定式屋根の上にフィールド縦方向に2分割された屋根がスライドしてスタンド屋根上に収納されるシステムとなっています。フィールド上部には屋根を受けるためにレール状の鉄骨が設置されており、屋根はワイヤーで引っ張られそのレール上をスライドするという単純な構造となっています。1回の開閉にかかる費用は28,100円と公表されており、福岡ドームの約100万円と比較すると破格の安さを実現しているのが特徴です。2003年までは状況に応じて屋根を開閉いたようですが、2004年以降は雨天時と屋根を閉める必要があるイベント(コンサートなど)以外、原則として屋根を開けた状態にしてあるそうです。2010年には開閉装置が故障し修理が行われています。そして2024年にもワイヤーの断線が見つかり同年6月から半年の予定で調査中のため屋根は解放状態となっています。
・神戸ウイングスタジアム




神戸ウイングスタジアムはメインスタンドとバックスタンド上に平行なアーチとなる固定式屋根の先端部を可動式屋根がスライドしていく方式となっています。2002サッカーワールドカップの際は各ゴール裏には仮設スタンドが設置され42,000人収容のスタジアムでした。そのためフィールドは屋根で覆われる状態ではありませんでしたが、ワールドカップ終了後に改修され2003年に開閉式スタジアムとして現在の形状となりました。1回の開閉にかかる費用は10,000円程度とのこと。基本的には屋根を閉める際にかかる電気代のみであり、屋根を開ける際は屋根の自重で収納できるシステムとなっているそうです。
・豊田スタジアム



豊田スタジアムは2001年開業の開閉式ドームスタジアム・44,000人収容とまさにワールドカップ仕様でしたがワールドカップ会場とはなりませんでした。屋根の開閉方式はメインスタンドとバックスタンド状に平行なアーチとなる固定式屋根の先端部をカーテン上のシートがスライドしていく方式です。ワールドカップ会場とはなりませんでしたが、クラブチーム世界一決定戦であるトヨタカップの会場になるなど、サッカー専用スタジアムとして高い地位を維持しています。「さすが世界のトヨタ」を感じるスタジアムです。開閉式であった屋根は維持管理コストの理由で現在は解放状態で固定となっています。
・そして①~④、A~Cすべてを網羅するのがエスコンフィールドHOKKAIDOです。



エスコンフィールドHOKKAIDOは日本ハムファイターズが札幌ドームとの協力関係が築けないと判断し、隣接する北広島市に「積雪地帯の北海道で・内外野総天然芝・屋根開閉式のボールパーク」といったコンセプトで作った自前のスタジアムです。気候・立地・交通インフラ・事業費等、多くの大きな課題をクリアして完成した夢のボールパークです。外野側の外壁は全面ガラス壁として光を取り込み、山型の屋根をスライドさせることで屋根を開ける構造となっています。芝種・地面の温度管理・グローライト使用等の設備を駆使して内外野総天然芝を実現していました。しかし、2025年からは内野部分を人工芝化することが決定しました。この件は別記事にて考察しています。
https://blog.hatena.ne.jp/stadiumsuki/stadiumsuki.hatenablog.jp/edit?entry=6802340630902959312
このように見てくると、屋根開閉の必然性があるものはテニスメジャー大会開催時の有明コロシアムと北海道で天然芝を育成するためのエスコンフィールドHOKKAIDOの2つのみとなってしまいます。
神戸ウイングスタジアムは冬の防寒・夏の猛暑への天然芝管理のためにも屋根の開閉を利用しているそうで、開閉費用も安いためこれは有効な機能であるとも考えられます。
大きなスタジアムがドーム(屋根あり)である利点は予定通りイベントが開催できることと、冷暖房を利かせることができることが大きいでしょう。
開閉式ドームである利点は天然芝育成のための太陽光取入れが主目的であり、その他は屋根がなくても問題ないように思えます。市街地にある場合はコンサート等の防音対策としての役割があることが福岡ドーム・大分スポーツ公園総合競技場の運用でもわかります。
今のような条件を積み上げていった時に、最も開閉式ドームスタジアムである必要性が求められる施設として思い浮かぶのは国立競技場です。責任者が曖昧なまま、事業計画が進み実施設計においても大幅な予算超過を調整できず、決定した設計案を白紙に戻すという大失態が行われました。その段階では、旧国立競技場の解体工事は進められていました。コストダウンのため、各種仕様の見直し・超短期での設計&建設といったバタバタで建てられたのが現国立競技場です。オリンピック後は民間による運営を予定していたようですが、無駄な仕様による過大な維持費や中途半端な仕様によるイベント開催への制限等があり、年間10億円もの赤字があり、なかなか運営を行う企業が見つかりませんでした。ようやく2025年度からNTTドコモ・Jリーグ等のJVにて民間運営が開始されていきます。国立競技場としての威厳を保った運営がなされることを期待します。新国立の問題点については別記事でも考察しています。
https://blog.hatena.ne.jp/stadiumsuki/stadiumsuki.hatenablog.jp/edit?entry=6801883189116576572
・ちょっと脱線して、①~④、A・Bを全く別の発想で実現したのが、札幌ドームです。
サッカー用ピッチの天然芝の育成に必要な日光を当てるために、サッカー用ピッチ自体をドームの外に移動させ、サッカー用ピッチがドーム内にないときは人工芝を敷き野球場にするという奇想天外な発想を実現したものです。ただしサッカーモード↔野球モードへの場面転換には1日かかり、多くの人やクレーンを使用するため費用も高額であるはずなのですが、ネットで調べる限り具体的な費用の情報は見つけられません。場面転換の動画を見るとおおよそ50~60人掛かりでの作業となっており、1回あたり200万円以上はかかっていると推測できます。
月に2回サッカーモードにするとして1年で24回のサッカー用ピッチの出し入れを行うだけで約1億円かかることになります。ファイターズが本拠地を移転したので今は野球モードに戻す必要がなくなったのでその分は削減されるでしょうが、非常に非効率なスタジアムになってしまったことは否定できません。
サッカーモードになっていないときは、42,000席のスタンドがある広大なコンクリート床に屋根のかかった巨大で利用用途のない空間があるだけという悲しい状況に陥っています。2024年度下半期(10月~3月)のイベント予定を確認してみると、スタンドを使用するものが高校野球7日・サッカー3日・ラグビー1日・コンサート4日・ゲームオフライン大会5日となっており、スポーツ施設としての稼働率が非常に低い敷設のままです。ネーミングライツが決まり、様々な試みがなされていくと思いますが、通常の状態からスポーツをできる状態にするための場面転換コストと時間がかかりすぎる問題点は解消されていません。絶対にJFA・FIFAの公式戦のできるロングパイル人工芝をドーム内全面に敷き、施設の稼働率アップと一般人のスポーツ利用を可能にしていくべきです。この件は別記事にて考察しています。
https://blog.hatena.ne.jp/stadiumsuki/stadiumsuki.hatenablog.jp/edit?entry=6801883189120081024
2025年からは内野が人工芝に替わってしまいますが、外野が天然芝で残る夢の塊。エスコンフィールドHOKKAIDOが今後も魅力を維持し続けてくれることを期待して今回は締めたいと思います。
横浜スタジアム 2024最終戦 初めてのウィング席
2024年10月3日横浜スタジアム ベイスターズvsタイガース戦に参戦してきました。
きっかけは9月5日、同志からの1本のLINE「【阪神】追加日程発表、10月3日に敵地DeNA戦 現状のレギュラーシーズン最終戦(日刊スポーツ) ・行きたいね。」
https://www.nikkansports.com/baseball/news/202409050000712.html
これは、ほぼ命令です。訳すと「10月3日にハマスタでタイガースの最終戦が決まったからチケットよろしく(^▽^)/」です。
まずは自分の予定を調整し、チケット販売開始情報を調べます。ベイスターズから発表された販売スケジュールは9月14日一般発売開始。ただし、ファンクラブ先行発売が9月10日から9月12日まで会員ランク別に実施される方式です。
この試合は雨天中止の振替試合で、かつベイスターズ2024年レギュラーシーズン本拠地最終戦でもありました。2024年のセ・リーグは上位が大混戦で9月初旬の段階では最後の最後まで優勝・CS争いが続きそうな状態。何が言いたいかというと、非常に入手困難なチケットであるのは明らかであること。「これはファンクラブ先行発売でかなり売れてしまうな・・・」と思い、ファンクラブに今からでも入れないかとベイスターズHPを調べたところ、“ショッピングコース3,500円”が入会可能でした。
これに入会すれば一般発売の2日前9月12日に購入権利が得られます。魂を売ってチケットを入手するか?それとも一般発売に賭けるか?同志にした相談ところ「魂を売ってでもチケットを入手しよう」との結論に至り、私がベイスターズのファンクラブに入会することに決定しました。入会したての会員はRANK5となり、9月12日17:00発売開始。今回はベイスターズ公式のベイチケにログインしてスタンバイ。17:00ジャスト。STAR SIDE 内野指定席Bを選択してクリック⇒「お席が準備できません」⇒内野指定席はもう無理⇒空席状況が〇になっているSTAR SIDE ウィング席を選択してクリック⇒座席位置確認画面に移行⇒即決定⇒セブンイレブン支払いを選択して決定⇒席を確保できました!
その後、我がタイガースは必死の追い上げを見せてくれたのですが要所の試合で勝ちきれず、9月27日ジャイアンツ優勝。9月29日タイガース2位決定。10月2日ベイスターズ3位決定。と進み、10月3日は調整試合となりました。
10月3日朝。ウェザーニュースの天気予報では夕方から雨。1mm/時が続く予報です。雨中戦の準備を進めます。スマホでニュースチェックしていたら、「岡田彰布監督が今季限りで退任…」の見出しが!
(やっぱり)(寂しい)(お疲れ様)(いや来年も)(ありがとう)いろんな気持ちがこみ上げてきて、今日の試合に大きな意味が加わりました。
16時頃にJR関内駅到着。軽く腹ごしらえして、いざ参戦です。雨は降っていませんが天気予報はフラフラ。ゲリラ豪雨に命中する可能性もある状況。駅前では多くの同志が参戦服に身を包んでいます。
最近はベイスターズファンも電車の中からユニフォーム姿で集まってきます。負けてられません!
関内駅南口からすぐの交差点で目に飛び込んでくる、聳え立つスタンドが2020年に完成したSTAR SIDEウィング席。
横断歩道を渡り正面の入口からひたすら階段を上り4Fにあるスタンドへの通路から入場です。そこからさらに階段をあがり本日の席に到着。地上約30m。よく頑張りました。
ウィング席からの景色は不思議な感じ。ファールポールよりも上から、外野スタンドより後ろから、丸い球場の外から球場全体を見下ろす視線になります。

距離は遠いですが選手の動きはよく見えます。スタンド形状は最下部から連続した形ですが、かつてのスタンド最上段とウィング席は縁が切れており、内野席との一体感は感じられません。スタジアムを外から覗き込んでいる感じです。
ちなみに我が母校Y.M.C.A.予備校(ロゴが変わったんですね)
雨がパラパラと降りだしました。さあ、試合開始。ここで、問題発生。打球の行方が見えない・わからない。ゴロもフライもどっちに行ったか分からない。野手の動きで状況を把握する感じが続きます。不思議とピッチャーの投球はよく見える。う~ん?どうしよう。思考錯誤しながら参戦を続けます。
2回表、雨足が強まってきました。そして本日2個目のデッドボール!!「ウォ~イ#」。選手がベンチに引き上げ一時中断。客席のみんなもスタンド下に退避。ビールの売り子さんも一緒に移動。ウィング席下は広いコンコース状になっているので多くの人が退避してきても混乱はありません。なかなか快適です。

大雨のスタンドも体験してみようとトイレに行って席に戻ると、すでに試合は再開。かつ攻撃も終了。ちなみにトイレはキャパが大きく余裕があり快適でした。
打球は相変わらず見づらい。そんな時ふと気づいたのが「照明がまぶしい」。目線がほぼナイター照明と同じ高さなんです。

照明を帽子のつばで隠すようにして試合を見てみると・・・見える。見える。打球の行方がさっきより見やすいです。さあ、最終戦がんばるぞ!
5回終了後に入場者数発表。横浜スタジアム史上最多動員33,761人!やはり魂を売らないと入手できない席であったことを実感しました。

試合は大竹さん好投・大山さんタイムリー・サトテルさん犠飛・石井さん初セーブで我がタイガースの勝利。そして、2024ハマスタ・レギュラーシーズン最終戦終了。チーム全員がレフトスタンド側に並んで挨拶してくれました。「岡田さん、ありがとうございました」。
まだ、ポストシーズンが残っています。あと1か月間、アレンパを信じて付いていきます。
スタンドがブルーのライトできれいに染まる景色を見ながら、気分良く退場し帰路につきました。
ちなみにベイスターズさんのファンクラブにはビジターコースというものもあり、こちらは心のハードルが少し下がりますね。来年どうしようか検討します。

ぜひ、こちらもご覧ください。
https://blog.hatena.ne.jp/stadiumsuki/stadiumsuki.hatenablog.jp/edit?entry=6801883189127534408
2023年アレから日本一前夜までの私の軌跡
2023年9月14日我が阪神タイガースは18年ぶりのセ・リーグ優勝を決めました。

今回はアレが優勝に変わりタイガースが38年ぶり2度目の日本一を達成する前夜までの私のバタバタ劇をまとめてみました。
セ・リーグ優勝がまだアレだった9月9日に日本一になるなら第6戦と信じて(仕事の都合で観戦できる可能性があるのがその日だけだった)、11月4日夜の心斎橋カプセルホテルを予約しました。指折り数えてアレが達成されるのは9月22日神宮球場でのスワローズ戦だと信じ(関東でアレの可能性があったのがその日だけだった)チケットを購入しました。しかし我がタイガースは勝ち続け9月14日にアレを達成しました。

ちなみにその日の虎テレはダウンしました。
9月22日神宮球場でのスワローズ戦は空きのあった1塁側外野指定席でした。バリバリのタイガース応援姿で入場しようとしたら、ビジター姿での観戦は禁止であると注意されてしましました。仕方なくユニフォームを脱ぎ、帽子を脱ぎ、タオルを鞄に入れて入場しました。よくよくチケットをみると確かに注意書きがされていました。2005年ごろは神宮甲子園球場と言って全方位黄色に染まっていたのに時代は変わるものです。しかしこの日は試合開始前から降り続いた雨の影響で中止が決定しました。ミエちゃんの雨中ヘッスラを堪能して帰りました。

https://blog.hatena.ne.jp/stadiumsuki/stadiumsuki.hatenablog.jp/edit?entry=6801883189127888093
そして私は翌日から発熱して土~月曜日まで寝込んでしまいました。
クライマックスシリーズは勝つと信じて、TV観戦。日本シリーズ出場決定。
さあ、勝負が始まります。チケット確保へ勝負!予約抽選はすべて敗退。
2023年10月26日12:00一般販売開始。携帯2台持ち。イープラスで勝負。席ヒット⇒支払いクレカ情報入力でエラー発生。再度アクセスに挑戦してもつながらず、アクセスできた時には予定枚数終了。次、チケットぴあ。同じく予定枚数終了。次、ローソンチケット。なかなかつながらない。アクセスできた。残席あり。席ヒット⇒支払いクレカ情報入力でエラー発生。再アクセス。残席あり。席ヒット⇒支払いクレカ決済まで到達⇒エラー発生。再アクセス。残席あり。(これはサーバーいっちゃてるかも?)粘り強く繰り返すこと1時間。もう、仕事に戻らなくてはとあきらめかけた時!決済通過!待つこと数秒。チケットゲット成功。奇跡が起こりました。2023年11月4日バファローズvsタイガース3塁側内野席確保!

日本シリーズはタイガースの〇✖✖で迎えた第4戦。大山さんの劇的なサヨナラ打で、第6戦開催が決定。(実は私、2005年日本シリーズ第6戦のチケットも持っていたのです。その年は✖✖✖✖で第6戦はありませんでした。)
第5戦は居ても立ってもいられず、同志と一緒に快活CLUBのカラオケボックスでTV観戦。
劇的な逆転勝利だったのですが、2人で抱き合っている記憶しかなく、プロ野球ニュースを見て内容を把握しました。
いよいよ日本一への参戦です。11月4日家からユニフォームを着て出発。

新幹線に乗り、昼過ぎに大阪到着。
昼食は牛の焼肉です。
決戦会場、京セラドーム大阪に到着。いざ入場。

波打つ屋根 スカイホール

かつて可動式だったスーパーリング

大山さん・森下さん、頼むよ🙏

半分黄色

半分青色
まさに関西ダービー
試合は一時リードするも世界の山本由伸に抑えられ敗戦してしまいました。
後で振り返るとこれが山本由伸のドジャーズ移籍前日本最後のピッチングでした。
でもまだ明日がある。

11月5日朝、リクローおじさんのチーズケーキをお土産に買って帰路に付きました。
あの場にいれたことに満足している自分がいました。次に進むため、本日公開しました。
内野人工芝化決定 エスコンフィールドHOKKAIDOに関して思うこと 考えられる人工芝の範囲
2024年8月15日 2025年からエスコンフィールドHOKKAIDOの内野天然芝部分を人工芝に張り替えるとの発表がされました。夢のボールパークの大きな魅力のひとつがなくなってしまうことにショックを受け、ファイターズ スポーツ&エンターテイメントの正式なプレスリリースと前沢賢事業統轄本部長のインタビュー記事を引用して考察してみようと思います。
まずはF.VILAGEホームページのプレスリリースより
NEWS一覧 | HOKKAIDO BALLPARK F VILLAGE | 北海道ボールパークFビレッジ
日本初、MLB仕様のShaw Sports Turf社「B1K」導入
株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメントは、エスコンフィールドの内野天然芝エリアに米国メジャーリーグの複数球場で採用されているShaw Sports Turf社(本社:米国ジョージア州)の「B1K (Batting a Thousand Natural Turf)」を導入することを決定いたしました。日本国内での導入は初の事例となります。2025年オープン戦より使用開始予定です。
天然芝をあきらめ人工芝化するのに「日本初B1K導入」としてわざと解りにくく、かつすごいことをやるかのようなタイトルにしています。続いて
「B1K」は天然芝よりも耐久性が高く、技術革新により天然芝と同等のフィーリングが得られる人工芝です。導入により以下のメリットが見込まれます。
- ホーム、ビジターチーム共に試合前の練習における制約減少(練習メニューの自由度アップ)
- 少年野球等アマチュア野球の利用機会の増加
- その他多様なイベント等における利用拡大

ここでようやくB1Kが人工芝であることが説明されます。
また、ここに添付してある写真は少年野球をやっている時のものでラインが芝の上に引かれており、天然芝へのダメージを強調しています。続いて
「B1K」はWBC 2023の舞台ローンデポ・パーク(マーリンズ)をはじめ、チェイス・フィールド(ダイヤモンドバックス)、グローブライフ・フィールド(レンジャーズ)、トロピカーナ・フィールド(レイズ)に敷設されており、球場関係者やMLB選手からも好評を博しています。
侍ジャパンが感動的な世界一になった2023WBCの会場もそうであると、イメージアップを図っています。
■Shaw Sports Turf社「B1K」の特徴
人工芝、充填剤、衝撃吸収パッドの3層構造。快適なプレー環境の実現と選手への負荷を軽減。充填剤にはココナッツの殻と繊維を主とする天然素材を採用しており、保水力も高く、安定したコンディションづくりが可能になります。

最後にB1Kの特徴が述べられて、プレスリリースは終了しています。
このプレスリリースの中で「人工芝」という単語は2回・「B1K」は5回使用されています。エスコンフィールドは人工芝でなく性能の素晴らしいB1Kにするというストーリーが見えてきます。つまり、プロ仕様のロングパイル人工芝を採用するということです。そして、実はこのB1Kはエスコンフィールドのファールゾーンの緑色の部分ですでに採用済なのです。
続いて、前沢本部長の奥歯にものの挟まったようなインタビューの気になった部分を抜粋して私の思い・感じたことを述べてみます。日刊スポーツより
【日本ハム】来季エスコン内野を人工芝化でイベント多様化 外野は…前沢本部長「やりたくない」 - プロ野球 : 日刊スポーツ
「一番はやっぱりイベントの多様化だと思いますね。今は天然芝の上に何か置くと、天然芝が死ぬ前提でやらなきゃいけない。人工芝だと、そういった問題がないのが1つ。もう1つは、去年も選手たちが冬場も練習していましたけど、内野は結構気を使って練習してもらわなきゃいけなかった。人工芝になることによって、ほぼ自由に練習ができるようになる。そういった意味ではプラスかもしれません」と説明した。
「一番は~イベントの多様化」←つまり天然芝だとイベントの種類・範囲・前後の期間に制限が生じて、今人気のあるこのスペースへの需要機会を損失しているという判断なのでしょう。
「冬場も練習していましたけど、内野は結構気を使って練習してもらわなきゃいけなかった~ほぼ自由に練習ができるようになる。」←これは事実でしょうが、楽天生命パーク・マツダスタジアムも同様ですし、何よりもその状態で去年よりチームが強くなっているので理由になっていません。
エスコンフィールドの建設段階から天然芝と人工芝のどちらを採用するかは議論されていた。前沢本部長は「ギリギリまでずっと検討していたけど、人工芝から天然芝にするのはなかなか大変。天然芝から人工芝にするのは、わりかし技術的にそんな難しくないっていうことで、まずハードルが高い方をやってからと今のような形になった。結果、2年たって3年目からは人工芝っていうことに」と経緯を明かした。
前半は前沢本部長の思いをどうにか通して内外野天然芝を実現した達成感。後半は経営判断により内野天然芝をあきらめなくてはならなくなった無念感が表れています。北海道という寒い土地で1年中良好な芝を保つために、地中には温冷水を流して地面の温度が冷たすぎず熱すぎないようにコントロールするシステムを採用してまで実現した内外野天然芝であったのにもったいなさすぎます。
「少年野球はもっとやりたかったけど、天然芝だと(少年野球の球場の)規格があってないんで、必ず全部(天然芝を)ひっくり返して補修し直さなきゃいけないっていうのがあって、試合数を少なくしていた。少年野球はもうちょっとやれるかなっていうのはあります。また、何かしら違うスポーツをやろうかなと思っています。それも天然芝だと難しいけど、人工芝だとできるっていうところもある」「(天然芝の維持コストと比べて)年間7、8パーセントぐらいは下がると思います。グローライトで(光を)当てていたりするので電力代も含めて。ただ、コストメリットがあるからやるっていうよりは、この球場をさらに使いやすくしていくための1つの手段として決めました」
そんなことは当初の企画段階で解っていることで、このコメントは立場上こう言わざるを得ないというところでしょうか。なんとなく会議の議事録を読み上げているような雰囲気が感じられます。
外野エリアは天然芝を維持する。前沢本部長は「僕はやりたくないですね。外野の天然芝のにおいっていうのは、この球場の1つの特徴でもある。僕は(人工芝にするのは)もう内野が限界かなって思います。また違う事業本部長とかチーム統轄本部長になった時にはどうなるかわかんないけど、少なくとも僕と(チーム統轄本部長の)吉村さんがいる間はないと思います」と断言した。
前沢本部長の怒りが感じられます。コメントの中から全面人工芝への圧力が相当あることがうかがえます。しかし、北海道・開閉式ドーム・内外野天然芝、この無謀とも思えるプランが現実のものになったことに、多くの人が魅力を感じこのボールパークに足を運んでいるのだと思います。これが、全面人工芝で屋根開閉のコストを抑えるため、基本的に屋根を開けない(みずほPayPayドームのように)となったら、試合のない日にでも来場している人たちは離れていくと思います。
もう一つ気になるのが、人工芝となる範囲です。プレスリリースでは「内野天然芝エリア」を人工芝に変えるとなっています。素直に読み取れば下図のようになります。
これは、メジャーリーグでも採用されているパターンでローンデポ・パークの内野はこうなっています。

でも、今回の発表から感じられる、経済性を優先した決定の匂いや、他のスポーツの開催へのコメントから、「もしかしたら下図のように内野のアンツーカー部分まで人工芝になってしまうのでは?」と感じてしまうのは私だけでしょうか?

この方が維持費・イベントの自由度といった面で有利ですし、全面人工芝化しやすくなりますからね。
北の大地に現れた夢のようなボールパークは2年間で改造されることになってしまいました。そのうち行こうと、悠長な思いで行動していなかったことをすごく後悔しています。
大和ハウスプレミストドーム(札幌ドーム)とエスコンフィールドHOKKAIDOが両方見られる時期に早く来場しなくてはならないと強く決心しました。
前沢賢事業統轄本部長・吉村チーム統轄本部長、お二人の熱い思いを信じています。
こちらもよろしく↓
https://blog.hatena.ne.jp/stadiumsuki/stadiumsuki.hatenablog.jp/edit?entry=6801883189109985774
なぜ?同一県内の2球場にネーミングライツ!サーティーフォー

近年、様々なスタジアム・アリーナにネーミングライツという形で企業名が入ることが増えています。各施設の安定した収入源・企業名露出による宣伝効果といった役割を持ち、ネーミングライツは広がっています。
露出度の高いプロスポーツの本拠地に採用が多いのは確かですが、地元企業による地方自治体所有の様々な用途の敷設にもネーミングライツの採用も増えています。
そんな中、「なぜ?」と疑問が浮かぶネーミングライツについて、紹介・考察をしてみようと思います。

それは、神奈川県にあるサーティーフォー保土ヶ谷球場(神奈川県立保土ヶ谷球場)とサーティーフォー相模原球場(相模原市立相模原球場)。同一県内に2つのサーティーフォー球場があるのです。
両球場とも歴史のある地域を代表する野球場です。サーティーフォー保土ヶ谷球場はドカベンの神奈川県大会の会場として描かれた場所であり、特徴的なスコアボードの形状は昔から変わっていません。

by googlemaps

サーティーフォー相模原球場は1992年から1996年まで日本ハムファイターズの2軍本拠地として使用されるなど1軍公式戦もできるプロ野球規格のスタジアムです。

by googlemaps

株式会社サーティーフォーは神奈川県相模原市に本社があり、相模原、町田、八王子、海老名、湘南を中心に、新築戸建分譲・不動産売買事業等を手掛ける企業の様です。
ネーミングライツといえば、例えば日産スタジアム(横浜国際総合競技場)などでは、Jリーグやアーチストのスタジアムツアーなどで各種メディアにて「日産」の文字が入る形で露出が増えることで広告効果を見込めるものと理解していました。MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島(広島市民球場)はネーミングライツをさらに略してマツダスタジアムと呼ばれるのが一般的になっています。(※ズムスタと呼ぶこともありますが最近では理解してもらえるか微妙です)
しかし、同一県内にサーティーフォー保土ヶ谷球場・サーティーフォー相模原球場が存在すると、絶対に「サーティーフォー球場」と呼ばれることはなく、普段使いならサーティーフォーを省略して「保土ヶ谷球場」・「相模原球場」として呼ばれることとなってしまいます。
ではなぜ、サーティーフォーは2球場にネーミングライツをしているのでしょうか?
サーティーフォーのホームページでは社会貢献の欄に「高校野球のメッカとなる2球場にネーミングライツをしています。スポンサー費用を主に設備等の整備費などに充てることで、よりよい地域社会づくりに参加、貢献しております。」とあります。
https://www.thirty-four.co.jp/socialcontributions/
そこで2024年夏の神奈川県高校野球大会でこの2球場がどのくらい使用されたかを調べてみました。結果、サーティーフォー保土ヶ谷球場:18試合・サーティーフォー相模原球場:16試合の計34試合。総試合数167試合の20%がサーティーフォー○○球場で行われたことになります。ただ、トーナメント表ではそれぞれ(保)(相)と略され、凡例に正式名称が表記されるのみです。

https://kanagawa-hbf.sakura.ne.jp/wp/wp-content/uploads/2024/06/2024natsu-9.pdf
では、「テレビ放送はどうか?」と調べてみました。結果は、TVK(テレビ神奈川)にてサーティーフォー保土ヶ谷球場18試合、かながわCATV情熱プロジェクトとして県内CATV各社が、バッティングパレス相石スタジアムひらつか17試合・サーティーフォー相模原球場16試合、双方で横浜スタジアムでの準決勝・決勝の3試合が放送されていました。
計54試合が放送され、そのうち34試合がサーティーフォー○○球場での試合であり、その割合は63%。おお~!この露出度は大きいですね。さらに両球場ともにバックストップ部のフェンスには大きく球場名が表記されており、放送中常に画面に映っています。


第106回 全国高等学校野球選手権 神奈川大会 | デジタル3ch テレビ神奈川
ちなみにネーミングライツ費用はサーティーフォー保土ヶ谷球場 232.1万円/年・サーティーフォー相模原球場 600万円/年。
なお、バッティングパレス相石スタジアムひらつか(平塚球場)は200万円/年で令和6年度末までの契約となっています。
サーティーフォーさん、どうせなら来年から平塚球場もサーティーフォー平塚球場にしちゃいましょうよ!そうすればテレビ放送占有率94%!どうですか?

お ま け
オリンピックやワールドカップの会場になったとき、スポンサーの関係があるのか会場名はネーミングライツでの呼び方ではなく正式名称が使われます。
2019年ラグビーワールドカップ開催時に決勝会場となった「日産スタジアム」は「横浜国際総合競技場」となっていました。英語表記では「INTERNATIONAL STADIUM YOKOHAMA」と表記されていたため、外国人のお客様が間違えて「横浜スタジアム」「YOKOHAMA SUTADIUM」に行ってしまうことが多発したそうです。
TOKYO2020 東京オリンピックはコロナの影響でほぼ無観客となりましたが、正規に行えていた場合、両スタジアム共に会場となっていたため結構な混乱が生じたのではと思いました。
がんばれ!サーティーフォー
長野オリンピックスタジアムに行ってきました!

8月の夏季休暇で、関東の熱さから逃げるために長野へ行ってきました。
メインは滝巡りでマイナスイオン補充です。

米子大瀑布
その道中にちょうど長野オリンピックスタジアムがあることに気づき立ち寄って来ました。長野オリンピックスタジアムは南長野運動公園内にあります。この公園内には他にJリーグ規格の総合球技場(長野Uスタジアム)、体育館、プール、テニスコートなどがある、緑と水に囲まれた総合運動公園になっています。

https://minaminagano.jp/facility/
公園正面入り口に着くとオリンピックの聖火台が迎えてくれます。

さらに進むと花びらをイメージした外観が印象的な長野オリンピックスタジアムに到着です。

当日は第65回長野県知事旗争奪JABA長野大会の日本製紙石巻 vs三菱重工Eastが行われていました。

せっかくなので中に入って行きます。

内野総2層式のスタンド・外野芝生席の立派なスタジアムです。グランドはロングパイル人工芝が張られています。内野部分だけ新しく張り替えてあります。グランドはとても整備され、きれいな野球場です。

今は野球場である長野オリンピックスタジアムですが、ここは1998年長野オリンピックの開会式・閉会式が行われた収容人数約5万人の巨大な会場でした。

https://www.youtube.com/watch?v=7aGNei01fzQ 1:44:06/2:04:42
この時聖火台があったのは現在の野球場のスコアボード上部後方に位置します。

https://www.youtube.com/watch?v=7aGNei01fzQ 1:35:21/2:04:42

https://www.youtube.com/watch?v=7aGNei01fzQ 1:41:09/2:04:42
多分この辺かな?

開会式会場として全周スタンドで覆われていたうち野球場の外野席部分約3万席は仮設スタンドだったのです。

オリンピック終了後プロ野球開催可能な規格の野球場に改修されました。収容人数は約3万人(内野席21,000人 外野席9,000人)。現在では高校野球決勝も行われる長野県のメイン球場になっています。オリンピック用に整備された施設が負の遺産と言われ批判の対象となるものもある中、長野オリンピックスタジアムはオリンピック終了後の利用方法も計画された良い例であるように感じました。2010年に全面ロングパイル人工芝に張り替えられプレー環境も向上しています。
ただ、階段やスタンドに破損している部分が目立ったりして「さすがに老朽化からは逃げられないのかなぁ」と感じました。

スタジアム見学の日記をまとめるにあたり、いろいろと調べていたところ、次の資料を見つけました。南長野運動公園運動施設長寿命化改修工事として優先順位をつけ計画的に保全され続けているようです。
https://www.city.nagano.nagano.jp/documents/1152/11jisshiyouryou.pdf
直近の稼働率を調べてみると40日/61日と67%使用されており、オリンピックのレガシーとして見事に生き続けています。

ちなみに隣接する長野Uスタジアムは7日/61日と11.5%の稼働率。Jリーグ規格のためピッチが天然芝(ハイブリッド人工芝)となっており、芝の養生期間が必要なためでしょう。

約15,000席のスタンドの大部分に屋根のかかった立派なスタジアムですが、公共性に疑問がわきました。
以前に書いた、札幌ドームを残すために!でも提案しましたが、Jリーグがロングパイル人工芝での開催を認めれば、格段に公共性が上がると改めて感じました。
なお長野オリンピックスタジアムのロングパイル人工芝はアストロ製 アストロピッチSL、パイル長60mmであり、これはのJFAロングパイル人工芝公認規程に基づく製品検査を受けて合格しています。
https://www.jfa.jp/documents/pdf/basic/05/06.pdf
長野オリンピックスタジアムで2024年に行われた内野部分の人工芝約2,000㎡の張り替え費用は約2千万円。
2023007866長野オリンピックスタジアム人工芝張替工事 2024/02/08-長野県 | エヌ・サーチ
全面張り替えたとして約15,000㎡⇒1億5千万円。
札幌ドームさん。10億円かけてカーテン設置してる場合じゃないですよ。
話が大きく脱線してしましました。
今回、長野オリンピックスタジアムに行く前はオリンピックの記録や記念物がたくさん展示してあるのではないかと思っていたのですが、そのような展示は少なく公園の中に溶け込むように、そして大きな存在感を放つスタジアムとして鎮座していました。
この先も継続して多くの人に利用される施設として生き続けてください。



横浜スタジアムと私の歩み

大学受験の為に予備校を探していた時、私が選んだのはYMCA予備校。ここは上階の廊下の窓から横浜スタジアム(以下ハマスタ)の中が少し見えるのです。

by googlemaps
私が初めて自費で野球観戦したのがハマスタでした。高校野球神奈川県大会の準決勝・決勝を夏期講習サボって見に行ったのが初体験でした。

https://www.kanaloco.jp/sports/baseball/hsbaseball/entry-79356.html
私が高校生だったころのハマスタはプロ野球最終戦の外野自由席が無料開放されていたので、毎年通っていました。我がタイガースは1985年の日本一の後、1987年から暗黒期に突入しました。3年連続の最下位を阻止してくれたのがホエールズ(現ベイスターズ)。外野スタンドから大声で「古葉さん、ありがとう」と叫んだのを覚えています。

https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/npb/2022/07/21/post_179/
その最終戦はホエールズリードで9回表2アウト。「あとひとり!」コールを友人たちと始めたところ、みるみると周りに広がっていきました。が、「選手が緊張するからやめてください」と注意され「あとひとり!」コールは終わりました。
時は進んで2005年、新聞契約更新の景品としてハマスタのタイガース戦内野自由席ペアチケットをもらいました。3連戦のいつでもOK・1人で2度行ってもOKという今では考えられないチケットでした。1人で第2戦に参戦。→完敗→悔しい・悔しい・悔しい→翌日も参戦。そして今度は快勝。この2日間、タイガースが得点する度に後ろに向かってバンザイを繰り返しました。するとその一帯がみんな一緒に合わせてバンザイしてくれます。2日目は大量得点になって、バンザイを省略しようとしたら、「バンザイはどうした〜!」と怒られました。

翌日。目覚めると・・・声が出ない。今日は大事な会議があるのに・・・。会議での発言は出せる音域の単語で皆さんに理解を求めるという四苦八苦した1日となりました。
昔のハマスタは6回終了後入場料を値下げするという時期がありました。仕事帰りに優しいシステムで、よく利用していました。
2022年コロナの規制も撤廃され、久しく行ってなかったハマスタへ行ってみようと、昔の感覚で会社帰りにハマスタに向かいました。チケット売り場に行くと「当日券はありません」の表示が。こんなに集客できるようになってたことをこの時初めて知りました。仕方ないのでモニターの見える場所を探してウロチョロしていると「只今、阪神タイガースの佐藤選手が打席に立っております。打球が場外まで飛び出ることかございますので、ご通行の際は頭上にご注意ください。」のアナウンスがスタジアムの外に流れました。入れなかったけど、なんか来て良かったと感じ帰路に着きました。
代表的な場外ホームランがこちら。

横浜スタジアム(11,800㎡)2018年3月1日施工完了 | FieldTurf | ロングパイル人工芝のパイオニア フィールドターフ
タイロン・ウッズだけが逆方向に放り出してます。スゴッ!
スタジアムの形状としては、上から見ると真円2つをずらして配置して弓形の内野席が斜めにくっついているのが特徴です。昔はこの弓形部分が可動して平行になる、アメフトモードがあったんです。

ロングパイル人工芝に変わってからはモード変更はできなくなりましたが、弓形部分は斜めのままでアメフトをやってます。
2020年オリンピックの野球・ソフトボール会場になったタイミングでライト・レフト両側のスタンドを拡張したウイング席が誕生しました。
☆オレンジ色のシートだったスタンドをブルーに変更開始

☆シートがすべてブルーに変更完了。ベイスターズ+さわやかなイメージとなる。

横浜スタジアム(11,800㎡)2018年3月1日施工完了 | FieldTurf | ロングパイル人工芝のパイオニア フィールドターフ
☆ライトウイング席完成
横浜スタジアム|神奈川県横浜市中区のおすすめ観光・レジャースポット|旅色 (tabiiro.jp)
☆レフトウイング席完成

スタンドの傾斜が急ですが怖さを感じるほどではありません。連続した一層式のスタジアムである為、周囲との一体感を感じやすいです。
ハマスタはかつて、(株)横浜スタジアムが運営していました。札幌ドームと同様に球団に利益が上がってこない契約となっていたため、LIXILが球団買収を試みた際には新潟移転の可能性もあったほどです。DeNAが球団を買収した後、DeNAが粘り強く交渉を重ね、2016年に友好的TOBでDeNAグループに経営権が移りました。今では1試合平均32,000人超(収容人員の約9割以上)を集客する優良な運営が行われています。地元横浜へのアピールを地道に行い続けて来た結果ですね。

私がハマスタで参戦する時は、スター・サイドの20か22の内野指定A・Bを狙います。グランド全体がよく見えて、試合の流れがよく見えます。
昨年はウイング席が完成してから初めて、ハマスタで参戦しました。

2度行ったのですが、両日とも満員で全体を包み込むような歓声が以前にも増して迫力のあるスタジアムに進化していました。

ただし!

ビジターファンを分断する3塁側の12・13・14 DB応援 内野指定席というベイスターズファン専用席。これはやりすぎでしょう。横浜愛・ベイスターズ愛が強すぎます。

イニング間のイベントは光と音を駆使してスタジアム全体を巻き込んでいき自然と楽しめます。
いつでも行ける(集客力のない)身近な球場⇒ハマスタとホエールズの不平等な契約⇒
繰り返されたオーナー変更⇒地道な経営努力⇒オリンピック決勝会場⇒常に満員のスタジアム
年々暑くなっていきますが、屋外スポーツ野球を、青空の下・星空の下・時には雨の中、横浜で楽しんでいきましょう。
2週連続で明治神宮野球場に行ってきました!衝撃の事故も発生!
2024年8月6日 明治神宮野球場(以下 神宮球場)に先週日曜日に続けて行ってきました!スワローズvs我がタイガース戦です。
実は2023年9月22日・2024年6月28日に参戦のためにチケット取っていたのですが、2回連続で雨天中止。今回は3度目の正直です。
昨年は入場後に中止の発表があり、ミエちゃんのヘッスラを堪能しました。

【阪神】ミエセス雨天中止の神宮で大暴れ びしょ濡れヘッスラ、岡田監督にコツンとこづかれる - プロ野球 : 日刊スポーツ
今年は新橋にいる時点で中止決定。軽く飲んだ後にずっと行ってみたかった、「知尻昆布ラーメンくろおび」で塩ラーメンを堪能。あっさり系なのにうまみ成分で圧倒される感動的なラーメンでした。

利尻昆布ラーメン くろおび - 虎ノ門/ラーメン | 食べログ
参戦記に戻ります。
新橋から東京メトロ銀座線で外苑前駅へ向かいます。新橋駅からの同志率が高く、やはり我がチームの参戦だとテンションの上がり方が違います。

外苑前駅到着。

外苑前駅を降り、まずはビール3本+氷をコンビニで購入。ビールを100均で買ったプラスチック水筒に移し替えます (缶・ビンは持込禁止なので) 。

※豆知識:500mlの100均水筒に500mlのビールを入れると、炭酸の圧力で水筒が割れるので、350mlのビールにするのがポイントです。
人の波に乗り、神宮球場に進みます。

今回もパノラマルーフ席(Bはいい席がなく今回はAです)。
1962年にかけられた屋根は2015に鉄製からテント膜製にかけ替えられたそうです。すっきりとした印象。

階段を上り、さあ入場。


ゲーム開始10分前。まだ、チアによるパフォーマンスが続いてます。ホントに定刻で開始できるのかなぁ?⇒サッとチアが引き上げ⇒花束贈呈⇒宮本さんとラミレスさんの特別始球式:1回目見逃しのストライク・2回目ラミレス レフト前ヒット

この時点で17:58。⇒スタメンが順次入場。
ここでサプライズ!本日の始球式は小池都知事。マイクを持ち何やらコメントしてる。そして⇒始球式。ジャスト18:00

実はこの時とんでもない大事故が発生していたことが翌日発表されました。
小池百合子都知事、始球式で左膝関節を剝離骨折 全治2カ月、公務は当面テレワーク - サンスポ
18:03プレイボール。少し詰め込み過ぎましたね。
応援の音量はスワローズ1対タイガース2くらい。
火曜日なのに満員御礼。

シフトチェック。(ランナー無しオスナで比較したかったのですがその場面がありませんでした)
ノーアウトランナーなし・サンタナ。人工芝で右の強打者の時はセカンド・ショートは外野に入ったところに守ってます。(カープが特別ではなかった)

1アウトランナーなし・さとてる。サードが2塁ベース近くにいます。1-2塁間に3人。

8回表 スワローズ1点リード 1アウト2・3塁 内外野ともに超前進守備。
タイガース チャンステーマが響きわたり、この後、タイガースが同点に追いつきます。
9回裏 同点2アウト1・2塁バッタースワローズ村上!
デジャブ?いや!岩崎は抑えてくれる!

センター前サヨナラタイムリーヒットでゲームセット。サヨナラの瞬間。
2週連続でサヨナラ負け・・・
なんだか、ほぼ同じ内容になってしまいました。
今回はとにかく蒸し暑く、ピッチャーは投げてるうちにユニフォームが汗で変色していくぐらいの環境でした。
暑い中、真剣勝負を行ってくれた両チームにありがとう。
P.S.小池さん お大事になさってください。
※先週の日記はこちら
明治神宮野球場 私のお気に入り席!

2024年7月28日 明治神宮野球場(以下 神宮球場)に行ってきました!
神宮球場はスタンドの最上部レベルがほぼ連続したすり鉢状のスタジアムです。
そんな神宮球場で私が1番好きな席は神宮球場で唯一屋根付きの2階席パノラマルーフ。
この2階席は1962年の増改築で設置された席で外苑前駅からアクセスしたとき最初に目に入る神宮球場の顔となっている部分です。傾斜が他のエリアより急なので足元は狭いですが、前の人の頭は気になることなく視界が開けます。

https://ticket.yakult-swallows.co.jp/contents/pages/seats.html
バックネット裏の屋根付き特等席に思うのですが、⑤パノラマルーフBは内野席でもっとも外野席側にある⑪B指定席より安いのです。
観戦日記に戻ります。
銀座にある「ひろしまブランドショップTAU」で応援グッズ?夫婦円満の宮島しゃもじを購入。(注:私はタイガース命なのでカープグッズを身に着けることができません)
ちなみにこれが私のカープ戦観戦時の服装です。


東京メトロ銀座線外苑前駅を降り、神宮球場に向かいます。駅を降りたところから、何なら電車の中から観戦する仲間たちが増えて行きワクワク感が高まっていきます。

階段を上り、さあ入場。やっぱり特等席ですよね。

パノラマルーフは1段上がった2階席のため他のスタンドとの一体感は少なくなりますが、球場全体がテレビゲームのように見渡せます。ただし、パノラマルーフBは恐ろしい落とし穴があります。それは、屋根を支える柱の存在。席によってはピッチャーやバッターが見えなかったりします(見切り席として安くはなるようです)。

ここで観戦するとき私は他の席とは違う観点に重点をおいて観戦します。
いつもは野球場の雰囲気、試合展開、応援の一体感を楽しむのですが、ここでは野球のプレー内容・作戦・流れなどに注目して観戦します。特に守備シフト・野手のバックアップ、カバー・ランナーの第二リード・走塁等、テレビでは見られない部分に特に注目します。プロのすごさを感じられるところが最大の魅力です。(逆にやるべきことをやってない選手もよくわかります)
ノーアウト・バッター オスナ⇒セカンド・ショートは外野にいます。赤枠が菊池選手の守備範囲と思われます。

カープ1点リードの9回裏1アウト2・3塁⇒内外野共に前進守備

結局はこのシフトの左中間を打球が抜けて行き、スワローズのサヨナラ勝ちとなりました。
実はこの試合の3回表カープ1点リードの場面。2アウト1・3塁からワイルドピッチで2アウト2・3塁になりました。しかし、スワローズの外野は定位置のままでした。その結果ライト前ヒットでカープが2得点したのですが、2塁ランナーのホームインはギリギリのタイミングでした。「こういう1点で試合が決まるかもな!」と私は勝手に思っていたのですが、スワローズ打線がその想像を上回りました。恐れ入りました。
両チームとも熱狂的なファンがチームを後押ししていました。


スタンドを赤く染めるカープファン。そして外野席のスクワット(熱中症に気を付けてください)

スワローズのラッキー7・得点時の傘(照明に反射してキラキラしてました)。

サヨナラの瞬間!
明日は月曜日。仕事です。知人も同様。帰路に付きます。
今回は以上!
実は次週、再度神宮に行ってきました
2週連続で明治神宮野球場に行ってきました!衝撃の事故も発生! - スタジアム好きの日記
大荒れの埼玉スタジアム2〇〇2に行ってきました!

本日は土曜日。休日出勤です。
仕事は順調に終わり、何か自分にご褒美をと思いJリーグを見に行ってみようと、当日開催されているカードをチェックしました。
2024年7月20日(土)一番近いのは、THE国立DAY・国立競技場でのFC町田ゼルビアvs横浜F・マリノスです。次国立行くときは3層目と決めた前回があったのでチケット確認⇓。
バック上層自由席(3層)4,800円。う~ん?結構なお値段。(甲子園アルプス席の約倍)今年1度国立は行ってるしなぁ。
他に行けそうなところは⇒埼玉スタジアム2〇〇2での浦和レッズvs北海道コンサドーレ札幌。チケット確認。バックアッパー指定席3,300円。レッズの応援にも興味があるし決定。チケット購入完了。試合開始は19:00。

経路検索すると、もう出発しなくては間に合わない。早速出発しました。

18:34 浦和美園駅到着

レッズ色のホーム

きれいな夕焼けです

見えてきました

大きくなってきた!応援の声も聞こえてきた!

18:55到着 ワクワクです

特徴的な大屋根

アッパー指定席へはエスカレーターで上がれます。嬉しいですね。
そして、入場!

コンコースからスタンドへ入る瞬間のこの気持ちは何とも言えないですね。
大きなスタジアム。目の前に広がるきれいな芝生のピッチ。赤く燃えてる応援。

バックアッパー指定席は移動し放題なので、まずは最上段中央まで行ってみました。
ピッチ部はオープン、客席の大部分を屋根で覆われたサッカー専用スタジアムという設計コンセプトが明確で機能美を感じるスタジアムです。
最上部でもとても見やすく作られています。
そしてキックオフ。観客は50%くらいですかね。(正式発表では35429人:56%でした)
試合は最下位独走中のコンサドーレが先制!⇒南の方から雷鳴が聞こえだしました。
そして、またもコンサドーレが追加点をあげ、0-2で前半終了。

ここで一気に豪雨が襲ってきました。でもここは埼玉スタジアム2〇〇2の大屋根の下。アッパースタンドは全く雨を感じることもなく、まさに高みの見物です。思い返してみると雨がバチバチと屋根に当たる音は感じず、ザーという豪雨の音と雷鳴だけ響いていました。

避難指示発令中!

この辺りまで屋根に覆われているのですね。
なかなか、雷雨は止まりません。後半のキックオフ時間を遅らせるアナウンスが入りました。
ここで、あるイヤな記憶が蘇ってきました。甲子園から帰れなかったこれ⇓
0泊3日で甲子園 行ってきました!! - スタジアム好きの日記
終電検索!!

終電目指すのは危ないから、今日中に帰るには22:00退場!

後半20:45キックオフに決まりました。アディショナルタイムを考えると、試合終了後すぐに帰路に付けば今日中に帰られるということですね。
後半はコンサドーレがさらに2点追加し0-4とした後、今度はレッズが3点返すも一歩及ばす3-4でコンサドーレが勝利しました。
熱く統率の取れたレッズの応援すごかったです。が、1つ違和感を感じたのが、失点・得点の瞬間に応援席からの反応がないこと。(もしかしてあの位置だとみえないのかな?)
試合も天気も大荒れの埼玉スタジアム2〇〇2でした。
さあ、帰ろう!

人の波・そしてさっきまで止んでいた雨が再来。

豪雨の中、光輝く埼玉スタジアム2〇〇2
最終報告。今回はちゃんと家まで帰れました。